| アレック・ギネス Alec Guinness | |||||||||||||||||||||||||||
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| 本名 | Sir Alec Guinness de Cuffe | ||||||||||||||||||||||||||
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| 生年月日 | 1914年4月2日 | ||||||||||||||||||||||||||
| 没年月日 | 2000年8月5日(満86歳没) | ||||||||||||||||||||||||||
| 出生地 | |||||||||||||||||||||||||||
| 国籍 | |||||||||||||||||||||||||||
| 配偶者 | Merula Salaman (1938-2000) | ||||||||||||||||||||||||||
| 主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||
| スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 | |||||||||||||||||||||||||||
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サー・アレック・ギネス・ド・カッフィ(Sir Alec Guinness de Cuffe, CH, CBE, 1914年4月2日 - 2000年8月5日)は、イギリス・ロンドン出身の俳優である。
来歴[]
広告の仕事をしていたが演技に興味を持つようになり、オールド・ヴィック・シアターの舞台に立つようになった。第二次世界大戦後に本格的に映画に出演し始め、イギリスきっての名優として知られるようになった。
『戦場にかける橋』でアカデミー主演男優賞を受賞。1980年には名誉賞も受賞している。また、『アラビアのロレンス』のファイサル王子や『スターウォーズ』旧3部作(エピソード4-6)でオビ=ワン・ケノービ役を演じたことでも知られている。
1970年代以降は個性的なバイプレイヤーとしての活躍も目立ち『名探偵登場』でのコミカルで怪しげな盲目の執事役や、感動作『リトル・プリンス』の厳格ながら温厚な祖父役、更には『KAFKA/迷宮の悪夢』においても強面な上司役を怪演するなど演技面の幅広さとアクの強さを見せつけた。
1959年に大英帝国勲章を受章し、同年ナイトになった。また1994年に舞台での長年の功績が称えられ、CHになった。
2000年に肝臓癌で死去。晩年は病により殆ど映画には出演しなかった。
死後8ヶ月後の2001年4月に発表されたギネスの公式伝記本Alec Guinness: The Unknownでは、1946年のリバプールの公衆トイレでゲーリー・オコナーという人物と同性愛行為を行ったとして逮捕、10ギニーの罰金を受けたことが明らかになっている。事件自体はギネスが裁判所や警察に根回しをし、公表には至らなかったという。伝記の執筆者であるイギリスの著名作家ピアーズ・ポール・リードは逮捕自体は同時期に逮捕されたジョン・ギールグッドの例と同じく、事実無根の不名誉逮捕だったとしながらも(イギリスでは1967年に性犯罪法が制定されるまで同性愛者であることそれ自体が犯罪であり、発覚すれば社会的信用を失いかねなかった)、ギネスの性的指向がバイセクシャルであったことについては認めている[1]。
1961年(昭和36年)2月に来日している。
主な出演作品[]
- 大いなる遺産 Great Expectations (1946)
- オリヴァ・ツイスト Oliver Twist (1948)
- マダムと泥棒 The Ladykillers (1955)
- 戦場にかける橋 The Bridge on the River Kwai (1957)
- アラビアのロレンス Lawrence of Arabia (1962)
- ドクトル・ジバゴ Doctor Zhivago (1965)
- さらばベルリンの灯 The Quiller Memorandum (1966)
- クリスマス・キャロル Scrooge (1970)
- ブラザー・サン シスター・ムーン Fratello sole, sorella luna (1972)
- アドルフ・ヒットラー 最後の10日間 Adolf Hitler: the Last 10 Days (1973)
- 名探偵登場 Murder by Death (1976)
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 Star Wars: Episode IV - A New Hope (1977)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back (1980)
- レイズ・ザ・タイタニック Raise the Titanic (1980)
- リトル・プリンス Little Lord Fauntleroy (1980)
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 Star Wars: Episode VI - Return of the Jedi (1983)
- インドへの道 A Passage to India (1984)
- エドウィン/疑しき隣人 Edwin (1984)
- リトル・ドリット ... フォールトが有ませんか Little Dorrit ... aka Nobody's Fault (1988)
- ハンドフル・オブ・ダスト A Handful of Dust (1991)
- KAFKA/迷宮の悪夢 Kafka (1991)
- ハリウッド物語 Tales from Hollywood (1992)
- ノルマンディーの黄昏 A Foreign Field (1993)
- ミュート・ウィットネス Mute Witness (1994)
- エスキモの1日... インタビュが日 Interview Day (1997)
脚注[]
- ↑ Piers Paul Read, Alec Guinness: The Authorised Biography, London, 2005
外部リンク[]
Alec Guinness at the Internet Movie Database (英語)- 1986 audio interview of Alec Guinness by Don Swaim of CBS Radio - RealAudio
テンプレート:アカデミー賞主演男優賞 1941-1960
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