| この項目では、1976年の映画について記述しています。2006年の映画については「オーメン (2006年の映画)」をご覧ください。 |
『オーメン』(The Omen)は、1976年に製作されたアメリカの映画作品。
概要[]
6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。
「666」は新約聖書のヨハネの黙示録において“獣の数字”とされる。
当初から3部作として予定されており、第1作のヒットによりシリーズ化された。第4作『オーメン4』は、日本では劇場公開されたが、元々はテレビドラマとして製作された作品である。なお、『オーメン4』は小説としても出版されており、映像版と比べ、前作の道理にかなったストーリーとなっている。2006年には第一作のリメイク版が公開された。
監督のドナーは「事件の現象は単なる偶然かもしれない。他人に唆されて自分の息子に剣を突き立てる父親がどこにいようか」と発言しており、単なるアンチキリスト映画ではないと言っている。
テンプレート:ネタバレ
あらすじ[]
アメリカ人外交官であるロバート・ソーンはローマの産院にて、死産した我が子の代わりに、同時刻に誕生した孤児である男子を養子として引き取り、ダミアンと名付ける。ほどなくして駐英大使に任命され、その後も公私共に順風満帆な生活を送るロバート。しかし、乳母の異常な自殺を境に、ダミアンの周囲で奇妙な出来事が続発。疑惑を持ったロバートは調査を開始、ついにダミアンの恐るべき正体を知る。
キャスト[]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替1 | 日本語吹替2 |
|---|---|---|---|
| ロバート・ソーン | グレゴリー・ペック | 城達也 | |
| ダミアン | ハーヴィー・スティーヴンス | 吉田理保子 | 菅谷政子 |
| キャサリン・ソーン | リー・レミック | 武藤礼子 | |
| ジェニングス | デビッド・ワーナー | 仁内建之 | 坂口芳貞 |
| ベイロック夫人 | ビリー・ホワイトロー | 来宮良子 | |
| ブーゲンハーゲン | レオ・マッカーン | 飯塚昭三 | 金井大 |
| ブレナン神父 | パトリック・トラフトン | 大木民夫 | 島宇志夫 |
- 日本語吹替1:初回放送1979年2月12日(月)TBS『月曜ロードショー』
- 翻訳:トランスグローバル
- ※製作30周年記念コレクターズ・エディションDVDに収録
- 日本語吹替2:レーザーディスク収録
シリーズ作品[]
- 『オーメン』(The Omen、1976年)
- 『オーメン2/ダミアン』(テンプレート:Interlang、1978年)
- 『オーメン/最後の闘争』(テンプレート:Interlang、1981年)
- 『オーメン4』(テンプレート:Interlang、1991年)
- 『オーメン』(The Omen、2006年)(R-15指定)
脚注[]
テンプレート:リチャード・ドナー監督作品
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