Leonardo DiCaprio レオナルド・ディカプリオ | |||||||
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本名 | Leonardo Wilhelm DiCaprio | ||||||
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生年月日 | 1974年11月11日(50歳) | ||||||
出生地 | |||||||
国籍 | |||||||
職業 | 俳優・映画プロデューサー・脚本家]・環境保護活動 | ||||||
ジャンル | 映画 | ||||||
活動期間 | 1988年 - | ||||||
活動内容 | 1988年:デビュー 1991年:映画初出演 2004年:初の映画プロデュース | ||||||
主な作品 | |||||||
『ギルバート・グレイプ』 『ロミオ+ジュリエット』 『タイタニック』 『ギャング・オブ・ニューヨーク』 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 『アビエイター』 『ディパーテッド』 『ブラッド・ダイヤモンド』 『インセプション』 | |||||||
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レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオ(Leonardo Wilhelm DiCaprio, 1974年11月11日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー、脚本家。
生い立ち[]
カリフォルニア州ロサンゼルスにて、父ジョージ・ディカプリオと母イルメリン・インデンバーケンとの間に生を受ける。父はイタリア系およびドイツ系[1][2] の元ヒッピーで、アンダーグラウンド・コミックスを描いて生計を立てていた。母は1950年代にドイツのルール地方からアメリカに移住してきた女性で[3]、母方の祖母エレーナ・スミルノワはロシアからドイツへ移民してきた人物であった[4] 。レオナルドの名は、母が妊娠中にイタリアの美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を鑑賞している最中に胎児が強い反応を示した(腹部を蹴った)ことに由来する。姓のディカプリオは『カプリ島の』の意。
生後間も無く両親は別居。レオナルドは母に引き取られたが、頻繁に父とも顔を合わせていた。幼少時はベースボールカードや漫画の収集、さらに父と美術館に足を運ぶことが趣味であった。また、母の実家があるドイツを度々訪れ、そこで祖父母と時間を過ごすことが多かったため、堪能なドイツ語を身に付けた。
キャリア[]
父の再婚相手の息子(レオナルドの義兄)がテレビコマーシャルで多くの収入を得ていたことに感化され、俳優になることを志す。10歳頃からオーディションを受け始めたが幾度と無く不合格となり、挙句の果てには、本名の響きはエキゾチックであるとして「レニー・ウィリアムス」への改名を打診されるなど不遇の時期が続いた。
14歳で初めてテレビコマーシャルへの出演を果たすと、テレビドラマにも出演を重ねるようになり、1993年に出演した『ギルバート・グレイプ』で19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネート。その後も立て続けに映画への出演を重ね、『ロミオ+ジュリエット』ではベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞した。
ディカプリオを一躍スターに押し上げたのは、1997年公開の『タイタニック』である。数多くの興行収入記録を塗り替えたこの作品での、悲劇的にして純粋な役柄が生来の端正な顔立ちと相俟ってその名声と知名度が世界規模に飛び火した。日本では各種メディアがディカプリオをレオ様と表現し、文化系と呼ばれる層を中心に厚い人気を持った。
世界でも「レオマニア」と呼ばれる熱狂的ファンが生まれ、1990年代後半を象徴するセックス・シンボルとなった。さらにこの頃サービスが開始されたインターネットにおいても、世界で最もその名が検索された人物となった。
2001年、映画制作会社「アッピアン・ウェイ(アッピア街道の意)」を設立。翌2002年にはマーティン・スコセッシの監督作品『ギャング・オブ・ニューヨーク』に主演。アカデミー主演男優賞のノミネートを共演のダニエル・デイ=ルイスにさらわれる不運に見舞われたが、長年苦しんできたイメージの払拭に成功し、観客・評論家双方の高い評価を得ることに成功した。また同年秋に公開された『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は各国でヒットした。
2004年、アッピアン・ウェイで初めて製作を担当した『アビエイター』でスコセッシと再度コンビを組んだディカプリオは実在したアメリカの大富豪、ハワード・ヒューズを演じゴールデングローブ賞 ドラマ部門主演男優賞を受賞。アカデミー主演男優賞受賞の期待も高まったが、同じく実在の人物、レイ・チャールズを演じた『Ray/レイ』のジェイミー・フォックスの前に涙を呑んだ。
2006年には『ディパーテッド』、『ブラッド・ダイヤモンド』と2作品に出演。前者はアカデミー作品賞を受賞し後者では自身がアカデミー主演男優賞にノミネートされ、アイドルとしての俳優から実力派俳優への道を着実に歩んでいる。
人物像[]
俳優以外の活動に広く知られているのがエコロジー関連の活動である。自身監修のエコサイトの開設や、レクサス・LSやトヨタ・プリウス等のハイブリッドカーを複数台所有ならびに宣伝(一方で高級車として名高いブガッティ・ヴェイロンも所有している)。アカデミー賞授賞式にプリウスを自ら運転して登場し話題になった。さらに環境問題を題材にしたドキュメンタリー映画でナレーションを務めている。ベジタリアンとしても知られている。
これまでに出演映画の宣伝を主目的に6度来日しているが、元来日本のアニメーションのファンである。その中でも『AKIRA』『デビルマン』『勇者ライディーン』『ヤッターマン』には特に造詣が深く、来日の際には銀座の博品館で超合金でできたおもちゃのロボットを大量に購入する。上述の通りレクサス・LSやプリウス等、日本車を複数所有している。その他、本田技研工業、オリコカード、スズキ自動車、トヨタ自動車、オリックス不動産といった日本企業のテレビコマーシャルに出演している。日本のTOTO製最新型ウォシュレットNeorest 500を購入した。
2001年からブラジル出身のファッションモデル、ジゼル・ブンチェンと交際していたが2005年11月に交際の終焉が報じられた。現在はイスラエル出身のモデル、バー・ラファエリと交際していると報じられている[5]。また、イギリスのモデルであるエマ・ミラーとのデートも報じられた[6]。親友はトビー・マグワイアとルーカス・ハース。過去にトビーと、近年はルーカスと世界を駆け回っている。『タイタニック』や『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』で共演したケイト・ウィンスレットとも親友で、よく食事に出かけている。また、大の京都好きで、来日して初めて京都を訪れた時、美しい街並みに魅了され、それ以来、来日するたびに京都に立ち寄っている。2010年3月に『シャッター アイランド』の宣伝で6度目の来日時も京都に立ち寄った。
フィルモグラフィ[]
映画[]
- クリッター3 Critters 3 ジョシュ 日本未公開
- ボディヒート Poison Ivy ガイ
- ボーイズ・ライフ The Boy's Life トバイアス・“トビー”・ウルフ
- ギルバート・グレイプ What's Eating Gilbert Grape アーニー・グレイプ
- 百一夜 Les Cent et une nuits de Simon Cinéma ハリウッド俳優 クレジット表記なし
- クイック&デッド The Quick and the Dead フェー・ヘロド (“ザ・キッド”)
- バスケットボール・ダイアリーズ The Basketball Diaries ジム・キャロル
- 太陽と月に背いて Total Eclipse アルチュール・ランボー
- ロミオ+ジュリエット Romeo + Juliet ロミオ
- マイ・ルーム Marvin's Room ハンク
- タイタニック Titanic ジャック・ドーソン
- 仮面の男 The Man in the Iron Mask ルイ14世/フィリップ
- セレブリティ Celebrity ブランドン・ダロー
- ザ・ビーチ The Beach リチャード
- あのころ僕らは Don's Plum デレク
- ギャング・オブ・ニューヨーク Gangs of New York アムステルダム・ヴァロン
- キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン Catch Me If You Can フランク・W・アバグネイル
- アビエイター The Aviator ハワード・ヒューズ
- ディパーテッド The Departed ビリー・コスティガン
- ブラッド・ダイヤモンド Blood Diamond ダニー・アーチャー
- The 11th Hour The 11th Hour ナレーション
- ワールド・オブ・ライズ Body Of Lies ロジャー・フェリス
- レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで Revolutionary Road フランク・ウィーラー
- シャッター アイランド Shutter Island エドワード・“テディ”・ダニエルズ
- インセプション Inception ドミニク・"ドム"・コブ
- The Low Dweller (日本公開未定)
- The Rise of Theodore Roosevelt セオドア・ルーズベルト
- The Chancellor Manuscript ピーター・チャンクラー
テレビ[]
- Parenthood ゲイリー・バックマン
- The New Lassie 少年
- Santa Barbara 少年時代のメイソン・カプウェル
- Roseanne ダーレンのクラスメート
- 愉快なシーバー家 Growing Pains ルーク・ブラウワー
プロデュース[]
- リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 The Assassination of Richard Nixon
- アビエイター The Aviator
- The 11th Hour The 11th Hour
- Gardener of Eden
- Greensburg
- エスター Orphan
- レッド・ライディング・フード Red Riding Hood
- Atari
脚注[]
- ↑ “LEONARDO DICAPRIO; Scumsville superstar; HIS PARENTS WERE HIPPIES, AND HE GREW UP IN THE POOREST PART OF TOWN.(Features) - The People (London, England) - HighBeam Research”. Highbeam.com (1998年4月19日). 2009年1月13日閲覧。
- ↑ “Poverty and family split spurred Leo to pounds 3m a film Titanic stardom; Gran tells of screen idol's battle”. The Mirror (London, England). Highbeam (1998年1月28日). 2009年1月13日閲覧。
- ↑ Interview with Leonardo DiCaprio’s Oma
- ↑ Interview with Leonardo DiCaprio’s Oma
- ↑ “Leo and Bar. What's going on?”. Ynetnews.com (1995年6月20日). 2009年1月13日閲覧。
- ↑ “o DiCaprio drops Bar for intimate date with Jesse’s girl Emma”. London Evening Standard (16/07/09). 08/04/2010閲覧。
外部リンク[]
- 公式ウェブサイト (英語)
- Official Eco-site (英語)
- Official MySpace (英語)
Leonardo DiCaprio at the Internet Movie Database (英語)
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